無糖の日々

大事なことは、君が、「知りたい」という気持ちを強く持っていること、ただそれだけということです。

スタンフォード式最高の睡眠 ソフトカバー(20170407)

スタンフォード式最高の睡眠」

 

 

 この本の目的は「睡眠を史上最高のものにすること」です。

なので、紹介されている方法を試しながら、自分にとって良い睡眠方法を見つけるというスタイルです。ただし、テレビで既に紹介されている方法が多いため、見る人からすると「もう知ってる」と思われる方もいると思います。この本では、テレビでは届きにくい、現象の説明を丁寧にされているため、納得して読み進めることができるのが特徴だと感じます。

Ex.

日中交感神経が優位に働き、副交感神経が働く。寝つきが良いというのはこの神経の優位性がスムーズに交代できることを意味する

             ↓スムーズにするためには?

A1:日中、腹式呼吸を意識すること、それに加え、寝る前に深呼吸すること

A2:寝床に就く90分前に入浴を行う

 

A1は省略、A2の解説をします。入浴することで、体の芯の温度(深部体温)を高めます。深部体温には特徴があります。それは、温度が上がった分だけ、大きく下がるという特徴です。そして皮膚温度と上記の深部温度の差を縮めることで副交感神経が優位になり(1999年 Nature発表)、寝つきが良くなるということです。これは深部温度が上がることで、その温度を下げようと毛細血管から熱放射を起こします。そして深部温度は下がり、皮膚温度が上がるという現象が起こります。

方法として

A3:入浴で0.5℃の深部温度が上がる(0.5℃の深部温度が下がるのに90分かかる)

       ↓

90分前に入浴し、寝床に就くとスムーズに寝付ける!

個人的に

夢とレム、ノンレム睡眠がいかに関係しあっているのかは面白いなと思いました。興味深かったのは、夢が良い睡眠の質を下げているのではないかということ。<私は否定も肯定もしない立場でしたが>レム、ノンレムの移り変わりによって夢の内容も切り替わるということ。そしてレム睡眠では、ストーリー性のある体験型の夢を見ます。レム睡眠で起きることで、覚醒はスムーズになります。(眠りが浅いという意味で) まだまだ睡眠全体についての実験的証拠が少ないということなので、もしかしたら今の睡眠方法もまた改善されていくかもしれません。

スタンフォード式 最高の睡眠